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最終更新日

20210416

PRのコツ ヘルスケア/医療篇

#広報

この記事では、ヘルスケア・医療といった一見PRが難しそうに思われるジャンルについて、メディアコミュニケーションを行うためのコツを記載していきます。このジャンルは生活者にとって身近な情報である一方、効果効能を謳うことには制限があり表現が難しい場面もあります。うまく伝えることができると反響も大きいジャンルとなりますので、必要な要素を集め、効果的なアプローチを行うことが成功への近道となります。実際にPRを行う際に知っておいていただきたいポイントを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

   

   

ヘルスケア・医療のPRで大切なこととは?

ヘルスケア・医療をPRする際に気をつけるべきポイントは、他ジャンルと比べ少し異なります。メディアの影響力は大きい分、正しい情報を、責任を持って伝える使命があり、そのための情報収集にとても時間を割いています。こちらからアプローチをする際にはその手助けとなるような有益な情報の準備が必要となります。

論文などのエビデンスを用意

誰もがSNSを通して情報を発信できる時代となり、インターネットで検索すれば情報は簡単に手に入ります。しかしながら、他ジャンルの情報に比べ“正確さ”を求められるのがヘルスケア・医療に関するジャンルです。メディア側も、このような内容の取り扱いには慎重になっているため、情報提供を行う際は実験・調査・研究結果の論文データなど科学的根拠となるエビデンスを用意することが不可欠です。企業内の研究所で得られたデータや、大学との共同研究を行い得られたデータなど、データの種類は様々ありますが、研究対象(=n数)が多いもの・最新の研究結果など、説得力のあるデータを用意できるとなお良いです。

KOL(Key Opinion Leader)との連携

前述の通り、医療・ヘルスケア関連のPRについては、いかに信頼のおける情報を用意できるかが重要となります。そこで協力を仰ぎたいのが、KOLと呼ばれる専門性とキャリアを持った存在です。ヘルスケア・医療についての発信となると、主に「医師」「教授」といった肩書の方への協力依頼を行うことが多くなるかと思います。

健康バラエティ番組などで、その番組が伝えたいテーマを解説する存在として、MC・タレント以外に専門家の先生がゲストとして出演されているのをご覧になったことがあるかと思います。各番組には、レギュラー出演の医師がいたり、トークテーマの裏取りを行う際に相談する専門家がいたりすることが多くあります。

PRを通して発信したい情報と、KOLの先生の専門分野が重なっているとご協力いただける可能性は高く、双方にとってメリットとなるような情報発信をすることが可能となります。

また、番組側で稀にあるのが、「特集内容は決まっているが、それについて話せるKOLを用意できていない」といった状況です。このような場合、こちらからKOLをご紹介する代わりに露出させたいテーマについて取り上げていただけるよう交渉できることもあります。

   

   

メディアアプローチのポイント

商品の認知度をあげたい!と考えたとき、やはり現在でも影響力の高いTV番組への露出を望まれることが多いのではないでしょうか。そこで、このジャンルにおけるTV露出最大化のためのコツを紹介します。

【TV】健康情報バラエティ~情報番組まで幅広く

朝の情報番組から健康情報バラエティと言われるゴールデン帯の番組まで、コーナーごとに狙っていくと、意外とヘルスケア・医療ネタを取り上げる番組は多くあります。

番組にもよりますが、バラエティ番組となると年間を通して大枠の企画内容が決まっていたり、クールごとにテーマが違ったり、と独自の進行ルールが多くあります。その場合、既に決まっている内容を覆すことは難しく、当てはまる企画にこちらの出したい情報を差し込む必要がでてきます。

一方、朝の情報番組はその時旬のネタを取り上げることが多いため、話題化されていることが重要なポイントとなります。

また、TV番組として尺を持たせるためには撮れる画を用意する必要があります。研究所や大学への取材、KOLの方へのインタビュー、測定器を使った調査など事前に使えるネタを整理しておくとスムーズなご案内が可能となります。

【WEB】話題化させるために欠かせない!

TVへの露出を考えたとき、戦略的にアプローチするとなると欠かせないのがWEBメディアの存在です。実は、TVの構成を考える時に参考にされているのはSNSやWEBメディアなどの旬な情報を扱う媒体です。そこで“バズっている”ネタやTVとして深堀りしていけそうなネタを探し、企画会議にて審議されることが多くあります。TVは視聴率に対してシビアに向き合っている事情もあり、“このネタを取り上げる価値はあるか?”といった部分を最後まで審議しています。そのためにも、比較検討するための材料として、世の中に情報を多く出していくことが重要です。

また、ヘルスケア・医療を専門的に取り扱うメディアに限らず、切り口を変えることで女性系・美容系メディアへのアプローチも可能です。幅広いジャンルの読者様に興味を持っていただけるよう、広くご案内していきましょう。

【新聞/雑誌】メディア関係者からの信憑性UPに繋がる紙媒体

新聞や雑誌といった紙媒体の内容はメディア関係者からの信頼が強く、紙誌面での情報がTVやWEBに二次利用される場合もあります。ご紹介の際、他ジャンルメディアの露出状況を気にされる担当者の方もいるため、こちらも代表的な露出を作っておけると効果的です。特に、専門性の高い内容を扱う媒体にアプローチを行うことで、より深い情報発信が可能となります。KOLへの取材もご案内できる環境を整えることで、詳細については専門家の言葉をお借りすることも信憑性UPに効果的です。

メディアセミナーなど発信の場を設ける

地道なメディアアプローチを継続することももちろん大切ですが、時にはメディアが一堂に会していただける場を設定することも有効な手段です。コストをかけたPRイベントを実施できない場合でも、通常のアプローチ・取材では実現が難しい空間を作り出すことで、記事化が期待できます。ヘルスケア・医療のネタならではの強みとして、実際にメディアが測定できる機械を用意することもおすすめです。

一度話題化された成分・食材などは一定期間空けるのがポイント

注意点として頭の片隅にいれておいていただきたいのが、ヘルスケア・医療ジャンルの特徴として「一度話題化された内容を再度取り上げることは難しい」という点です。特にTVでは、広告・PRのイメージがある食材・成分については取り上げを懸念される、新しい情報(まだ世に出ていない研究結果など)を求められる場合もあります。そのため、直近露出が多かったものについては同じ方法での露出が難しいため、次に話題化させるためのエビデンス作りに時間を充てるなど、方向転換も考えてみてください。

   

   

露出最大化を狙うためのコツ

最後に、露出最大化を狙うためのコツをご紹介します。

KOLご自身のSNSなどでも発信してもらう

情報発信のご協力をいただくKOLがいる場合、その方ご自身がSNS上で積極的に発信をしていることも多くあります。SNSにもYouTube・Twitter・Instagramなど種類がありますが、そちらのコンテンツとして、露出させたい情報を取り上げていただけないか相談してみることもできます。

時流に沿ったコンテンツ開発を行う

PRの手法として、時流を絡めたネタ開発や季節に沿った情報開発を行うことが多くありますが、ヘルスケア・医療のジャンルにも当てはまります。特に、年間を通して提唱できる内容(ダイエットなどの健康ネタ)については、“イマ”取り上げるべき理由を作ることで掲載確度が高まります。レターや報道資料などを作成し、積極的な情報発信を行いましょう。

   

   

まとめ

ヘルスケア・医療向けのPRについてご紹介しました。

このジャンルでは、とにかく、「信用をおける情報発信」を多く行うことがポイントとなります。誰もが発信できる時代となり、情報が溢れている中、正しい情報を見つけることが難しくもなってきています。メディアの良きパートナーとなれるよう、「正しい情報」を「信ぴょう性を持って」発信し続けていきましょう。

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