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最終更新日

20210702

SNS視聴時間が増えた今注目の「ナノインフルエンサー」「SNSメディア」とは?

#広報

現在、新型コロナウイルスの影響によるテレワークの普及で、人々のSNS利用時間が伸びています。その状況をうけ、SNS施策に注力しようと考えている方も多いのではないでしょうか? 本記事では、SNS上で今注目されるナノインフルエンサー」、「SNSメディア」についてご説明いたします。

企業が行うべき「SNS施策」とは

今、新型コロナウイルス感染拡大を受け、テレワークが普及し、人々のSNSの利用時間がみるみる伸びています。また、インターネットの検索エンジンだけでなく、SNSで検索を行い情報収集することもスタンダードになりつつあります。

そうした状況をうけ、「SNS施策に注力しなきゃ!」「これまでずっと気になってはいたけど、手を出せていなかった...そろそろ始めなきゃ!」と考えている広報担当やマーケティング担当者の方も多いのではないでしょうか?

しかし、最近はSNSを活用すると言っても沢山のサービスがあり、「何を基準に選んだらいいかわからない」や、「沢山の企業やサービスがSNSでの施策に熱量を傾ける中、今から細々と始めても、お金をかけないと効果はないのではないか」というお話をよく聞きます。

また大前提として、SNSの普及により、誰でも情報が発信できる時代になりました。「インフルエンサー」と呼ばれる高い発信力を持つ個人も増え、情報量も激増しています。情報が溢れる中、情報を本当に届けたい人・必要とする人に的確に届けるということが重要になってきます。

・SNSでの情報発信のルート 

SNSと一概に言っても、Twitter、Instagram、Facebook、YouTube、LINE、TikTok…など各SNSによって特性は大きく異なります。まずは、その特性を理解することが必要です。

・SNSのコンテンツ拡充の重要性

「SNSでの口コミをきっかけに商品が大ヒット!」、「みんなが憧れのインフルエンサーが商品を紹介した投稿で一躍人気に!」などは皆さんよく聞いてきた話かと思います。

SNSを使用した情報発信はメリットが沢山あります。

①手軽に・安価(無料で)に発信できる

これまではTVCMや紙媒体・WEBで高額な広告費用を投下しないと情報を発信することができませんでした。SNSでは、自社アカウントを作成するだけで、すぐに発信をスタートできます。

また、インフルエンサーを使った施策についても、予算が大きく掛かると考えていらっしゃる方も多いですが、フォロワー数の多い方でなくても商材との相性が良ければ、拡散され大きな影響を与えることも往々にしてあります。フォロワー数は少ないけれど、エンゲージメント率(発信に対するいいねやコメントなどフォロワーの反応の割合)が非常に高いインフルエンサーもいるので、誰に依頼するのかという選定は重要です。

②情報のストックができる

現在、インターネットの検索エンジンのみならず、SNSで情報検索する人が増えています。SNSで投稿すると、その情報は蓄積されていくので、例えば、TwitterやInstagramで、投稿したタイミングでは見ていなかった人も、その後興味を持った際に、ハッシュタグやキーワードで検索すれば、過去の投稿を確認することができます。

今はSNSでの投稿数も商品の信頼度に繋がっており、数名の人が商品を絶賛していても、総投稿数があまりにも少ないと「怪しい商品・ブランドなのではないか」と興味を持って下さった人が離れていってしまうこともあります。きちんとしたWebサイトを持っていないと消費者が不安になるのと同じように捉えられるようになってきました。

③発信する場所(どのSNSがいいのか)を選ぶことで、情報を届けたいところに発信できる

発信を行うSNSの選定や、施策に協力してもらうインフルエンサーの選定次第で、情報を届けるターゲットを細かくセグメントすることができます。年齢層や性別だけでなく、どんなところにお金を使うタイプの人か、どんな趣味趣向を持っているのかまで、検討することが可能です。

④お客様との距離感が近く、消費者の反応を知ることができ、ファン化に繋がりやすい

SNSは、企業からの一方的な情報発信ではなく、消費者とやり取りができることも大きな魅力です。お客様から思わぬフィードバックがもらえたり、頂いた声に返事をすることで、より身近に感じてもらうこともできます。そのため、ファン化にも繋がりやすく、ブランディングにも寄与することができます。

⑤手軽に「いいね」や「シェア」ができ、拡散されやすい

誰でも手軽に拡散できるため、普段であればなかなか情報を届けられない人に、拡散後に知ってもらう機会も多く、認知の拡大にも繋がります。

あなたの情報はどこで届けるべき?

使用するSNSや依頼するインフルエンサーの選定については、SNSの特性や各インフルエンサーの特性を理解し、発信する情報との相性を慎重に見極めることが必要です。

今注目される「ナノインフルエンサー」とは

これからは今発信力の濃さ・高さが注目されている「ナノインフルエンサー」と「メディアが運営するSNS・SNS上のメディア」についてお話させていただきます。

「ナノインフルエンサー」とは

情報を受け取る消費者にとって“信頼できる人”からの発信が大事になります。

昨今、PR投稿や提供動画への消費者のアンテナは年々鋭くなっています。例えばフォロワーの多いインスタグラマーの方でも、PR投稿が多すぎると「心の底からおすすめしてるの?」という失望のコメントがついたり、ファンが減ってしまったりということが頻発しています。

一般的に、インフルエンサーはフォロワー数により分類別けされます。

・トップ(セレブリティ)インフルエンサー(フォロワー数:50万人~)

・パワー(マクロ)インフルエンサー(フォロワー数:3万人~50万人)

・マイクロインフルエンサー(フォロワー数:5,000人~3万人)

・ナノインフルエンサー(フォロワー数:500人~5,000人)

※定義づけ・名称は、諸説あります。

その中でも、コミュニティ内での影響力の高さで今注目を集める「ナノインフルエンサー」について紹介します。

ナノインフルエンサーが注目される理由

ナノインフルエンサーとは、フォロワー数500人~5,000人ほどのインフルエンサーを指し、コメントへの返信などフォロワーとの交流が多く、フォロワーに一番身近な存在であることから、強固な信頼関係を構築しています。

そのため、エンゲージメント率も高く、規模としては大きくないものの、自身のコミュニティ内での影響力はとても高いです。

憧れの有名人やパワーインフルエンサーに比べ、フォロワーも“共感”しやすく、「●●さんがおすすめするのであれば、私にも合うかもしれない」「●●さんが頑張っているから私も頑張ろう」と思わせてくれる存在です。

ナノインフルエンサーの活用施策について

ナノインフルエンサーは、フォロワー数の多いインフルエンサーと異なり、事務所等に所属しているような方は少なく、コストを安価に抑えた施策が可能です。また、ビジネスとしてではなく、ほとんどが趣味で運用しているアカウントが多いです。そのため、その方の世界感や趣味趣向と親和性がない情報発信は効果を発揮しません。

また、そんな信頼関係が構築できているナノインフルエンサーも、パワーインフルエンサーと同じく、PR投稿ばかりになれば、「信頼していたのに…」とフォロワーが離れていくことには変わりありません。

そのためナノインフルエンサーに、“実際に商品を好きになってもらう”、“愛用してもらう”ということが商品の魅力を有効的に届ける近道になります。

そのためには、例えば既に自社商品を元々愛用されている方がいらっしゃれば、その方を自社のアンバサダーと認定し育成していったり、限定の発表会への招待や新商品の先行体験など、魅力的なコンテンツを提供することで、実際に自社のファンになっていただくことが効果的です。

メディアのSNS・SNSメディアって?

・メディアのSNSが注目される理由

またSNS上で注目を集めるのは「ナノインフルエンサー」だけではありません。

最近発信力を特に強めているのが、「メディアが運営するSNSやSNSだけで成り立っているメディア(ここでは「SNSメディア」と呼びます)」です。

これまでメディアといえば、TV・新聞・雑誌・WEBだけを視野に入れている方が多かったのではないでしょうか?実は、Instagramのみで、Twitterのみで、というようにSNS上のみで運営している媒体も登場してきており、今それらがフォロワー数を伸ばしています。

このメディアも、一方的な発信だけでなく、フォロワーとコミュニケーションを密にとっている媒体が多く、フォロワーとの距離感が近く、強固な信頼関係を構築しています。

また、人々のSNSの視聴時間が伸び、TV・新聞・雑誌・WEBで情報を発信しているメディアも、運営しているSNSを用いた情報発信に力を入れています。

SNSで情報収集をする消費者が増えていますが、情報量も激増し、有象無象にインフルエンサーが増える中、メディアのSNS投稿への信頼度は上がってきています。

有効的な「メディアのSNS、SNSメディア」の活用方法

タイアップ企画の実施

メディアが運営するSNSや、SNSメディアでも、他の媒体と同じく、タイアップ企画で商材を紹介してもらうことが可能です。また、従来のTV・新聞・雑誌・WEBなどの媒体に比べ、比較的安価な価格で実施できることが多いです。

SNSはシェアやいいねが気軽にできるとお話しましたが、そのため媒体と商品の相性が良かったり、企画がフォロワーにはまった時は、爆発的な拡散力を発揮します。

・メディアアプローチ

SNSメディアも情報を常に募集しており、また特に最近は発信に力を入れていることが多いです。商品の魅力を編集部に伝えて良さを知ってもらい、投稿してもらうことでそのメディアのフォロワーをはじめとした消費者に商品の魅力を届けることができます。

SNSではInstagramを中心として、投稿する画(使用する画像素材)が特に重要視されます。また媒体によって、投稿のトンマナがあり、ほとんどの媒体が撮影を自社内で行っています。(企業側で撮影した素材を使うことはほとんどありません。)

そのため、商品を紹介する際、毎度撮影商品を購入しているケースが多く、「手間とコストが掛かり困っている」、「そのことが理由で紹介を諦めてしまう」といった声も聞きます。

そのため、メディアアプローチの手法として商品の「サンプリング」が特に効果的です。

編集部の方に商品を提供し、魅力を実感してもらう。素直な感想をSNSで紹介してもらうことで、その投稿に信頼を置いているフォロワーに情報がリーチする。さらにそのフォロワーがその情報を拡散してくれる、といった良い連鎖が生まれていきます。

終わりに

SNS施策は、実施すればした分だけしっかりSNS上に蓄積されていきます。

どんな施策との相性がいいかを慎重に探りながら、まずは実施してみることが一番です。

今注目を集めている「ナノインフルエンサー」や「SNSメディア」などを有効的に活用しながら、情報を本当に届けたい人・必要とする人に的確に届けていきましょう。

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