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最終更新日

20210913

記者クラブとは?プレスリリースの投げ込み方法を解説

#広報

広報活動の基本として抑えておきたい「記者クラブ」、「プレスリリースの投げ込み」。記者クラブごとにルールが様々なため、難しい印象を持っている方も多いかと思います。そこで今回は、「記者クラブへの投げ込み」について、注意事項なども踏まえて解説していきます。

記者クラブとは

首相官邸、各省庁、都道府県庁、市役所、経済団体などに設置された取材拠点で、特定の報道機関(TV、新聞、通信社など)の記者が集まった組織です。幹事社を中心に運営されていて、1~2ヶ月月ごとに持ち回りで担当することが多いです。

  

投げ込みとは

発表資料(プレスリリース)を記者クラブの投函ボックス等の指定場所に配布することを「投げ込み」と言います。1つの記者クラブへ投げ込みをすることで、同時に複数の報道機関へアプローチが可能であり、記者と接点を持つことが出来る重要な場所でもあります。投げ込みができるのは、未発表のプレスリリースのみ、過去に情報解禁している内容は投げ込むことはできません。

※投げ込み時にできることは「資料配布のみ」で、記者への直接アプローチが禁止されている場合も多いため、投げ込みをすることで記事化が確約される訳ではありません。

   

【記者クラブ例】

※あくまで一例です/

・兜倶楽部

場所:東京証券取引所内 

担当:経済部 

リリースジャンル:金融、上場、株式

新規上場、決算発表、株価に大きな影響を及ぼすような出来事の記者会見を行います。

・東商記者クラブ

場所:東京商工会議所 

担当:経済部 

リリースジャンル:流通、小売、通販、食品関連

東京商工会議所に加盟する企業であれば記者発表が可能です。流通(百貨店、コンビニ等)や小売、通販、信販、食品関連企業が記者会見を行います。

 

・重工業研究会(重工クラブ)

場所:鉄鋼会館内 

担当:経済部 

リリースジャンル:鉄、繊維、化粧品、アパレル、日用品

鉄鋼会社から、アパレル、日用品まで、幅広いジャンルを取り扱い、加盟企業がプレスリリースの投げ込みをしています。

 

・本町記者会

リリースジャンル:医療、薬剤

医療、医薬、薬局など専門に扱うメディアが所属しています。

 

・日銀金融記者クラブ

場所:日本銀行本店 

担当:経済部 

リリースジャンル:銀行、保険会社

日銀の金融政策を担当する記者、TV局、通信社などが所属し、主に金融機関が決算発表などの記者会見を行います。

   

・総務省記者クラブ

場所:総務省 

担当:政治部、経済部 

リリースジャンル:情報通信、ネット、郵便、携帯、アプリ

全国紙や地方紙、テレビ局などが加盟し、ネット関連企業や情報通信、IOT、アプリ関係企業などがプレスリリースを発表しています。

・農政クラブ/農林記者会

場所:農林水産省 

リリースジャンル:農業、食品

農政クラブは全国紙やTV局が、農林記者会は食品や農業、畜産関係の専門メディアが加盟しています。

・国土交通省記者クラブ

場所:国土交通省 

担当:経済部、政治部 

リリースジャンル:公共政策、不動産、観光、旅行

旧建設省系の公共政策だけでなく、不動産も取り扱います。観光庁も同省書簡のため、観光、旅行系もカバーしています。

 

その他

海外メディアの集まる記者クラブ(日本外国特派員協会、日本記者クラブ)や、各都道府県にも記者クラブがあります。地方の記者クラブへの投げ込み方法が分からない場合は、市役所などの役所へ問い合わせることで教えてもらえる可能性があります。また空港等の施設には多くの場合、常駐記者がいます。

 

【投げ込み方法】

①投げ込み先の選定

どこの記者クラブへ投げ込みをするか、プレスリリースの内容に合わせて選定します。例えば、翻訳クラウドサービスに関するプレスリリースの場合は、情報通信やネットの情報などを取り扱う総務省記者クラブと、教育分野を取り扱う文部科学省記者会が投げ込み先として選定できます。

複数のクラブへの投げ込みを申請する場合は、内容によって断られることもあるため、あらかじめ優先順位を決めておくことをおすすめします。

 

②申し込み、準備

発表したい記者クラブの受付に電話し、幹事社に申し込みます。

企業名/発表日時(訪問時間)/担当者/リリースタイトル/リリース内容/複数の記者クラブでの投げ込みの有無などを、記者クラブそれぞれのルールに従い申し込んでください。

申請期限は、原則48時間前(2営業日前)です。受付時間も限られているため注意が必要です。急遽プレスリリース時間の変更や、キャンセルがあった場合は、再度受付へ連絡を入れましょう。

また、申し込みの際に、持ち込むプレスリリースの必要部数を必ず確認しましょう。

※FAXでの申請後、電話での確認が必要なもの、申し込みが必要ないものなど、

記者クラブによってルールは異なるため、しっかり事前に問い合わせるなど確認を徹底しましょう。

 

【電話の流れの例】

1.受付に電話し、記者クラブへつなげてもらう

2.受付へ「記者クラブへの投げ込み希望」であることを伝える

3.そのまま受付担当者が対応、または幹事が対応

4.ルールに基づき、申請する

※初めて投げ込みをする場合は電話で手順などを確認しておくと安心です

※プレスリリースの内容を聞かれることがあるので、答えられるように準備をしておきましょう

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