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最終更新日

20210705

広報担当必見!メディアが記事にしたくなるプレスリリースとは

#広報

プレスリリースとは、企業が新しい情報を主にメディア向けにまとめたものです。メディアは、その情報が新鮮か、媒体とマッチするか、この時期に記事にするのにふさわしい情報かを吟味し、時には独自取材を加えながら記事を作成します。裏を返せば、メディアに「新規性」「媒体との関連性」「時事性」をアピールできるプレスリリースを意識することが重要です。それでは、基本的なプレスリリース作成の手順とポイントを紹介します。

そもそも、プレスリリースになりうる情報とは?

そもそも、どのような情報であればプレスリリースとなりうるのかでしょうか。まずは、ネタ探しから始めましょう。一般的にプレスリリースとして扱われるのは、以下のような情報です。

・販売促進関連

○フェア・展示会等の開催
○新たなセールス方式の開始

 

・施設、行事、イベント関連

○新たな施設、社屋等の開設、移転
○講演会、文化イベント等の催事

 

・商品、サービス関連

○新商品・サービスの開発
○商品・サービスのリニューアル
○デザイン、ロゴ、ネーミング変更

 

・社会貢献関連

○社会との連携・貢献
○社会貢献活動/文化支援活動
○社会的に問題になっている事項への取り組み

もちろん、この他にもプレスリリースとして発信できる情報は多岐にわたります。さらに、発信する情報にニュースバリューを付けることを意識しましょう。プレスリリースに、以下のような要素を含めることで、取り上げられる確率が高まります。

 

・ニュースバリューアップのための9要素

1.新規性:いまだ公表されていないニュースであること
2.特異性:今までになくあっと驚くようなこと、意外なこと
3.影響性:社会に対して影響を与えること
4.社会性:広範囲、あるいは時代的に意義のあること
5.大衆性:多くの人が名前を知っていたり、関心があること
6.人間性:人間味や生命に触れ、感情に訴えること
7.時事性:世のトレンドや、季節の行事と関連していること
8.地域性:地域に限定された身近な情報であること
9.最上級:公に「日本最大」や「日本初」と言えること

プレスリリースを書くネタが決まったら事前準備を!

発信するネタが決まったら、プレスリリースに盛り込む内容を整理することをおすすめします。案件の担当者にヒアリングするなどの事前準備をすると、そのネタに対する理解も深まり書きやすくなります。ヒアリング項目例と、合わせて手配すると良いものを以下にまとめました。

 

・ヒアリング項目

○商品の基本情報
・商品名やサービス名(半角全角等確認)
・発売日
・商材内容 (型番、カラーバリエーション他、価格など)
・販売場所/販売方法

○特徴
・最も訴求したい特徴
・本文中で訴求したい特徴
・目新しいポイント

○ターゲット
○発売開始の背景
○販売の背景
○参考資料の有無 (グラフや数値データなど、プレスリリース内反映か/不可)
○添付資料の有無・・・資料/写真
○参考URL
○その他備考(キャンペーン情報等この案件に関するプレスリリース前後の活動詳細)

 

・データ

商品・サービスの説明をする際に、関連するデータを添えるとより説得力が増します。また販売目標数、受注見込額など、具体的な数字も出せる場合は記載するようにしましょう。

 

・画像素材

グラフや商品画像など、用意すると、より効果的なプレスリリースが作成できます。昨今はリリースワイヤーサービスも広まってきたことから、特に画像に関する意識が高まってきています。もはや、画像は必須です。メディアが記事内で使いやすい画像を最低でも3枚以上はプレスリリースに含めることをオススメします。

また、解像度が低いと、メディアの方から、「画像の解像度が低く、写真が使用できないため記事にできなかった」といった声があがる場合があります。特にグラフや表などの数字や文字の入った画像は、解像度が低いことでより品質が悪くなるため注意が必要です。一般的に、「長辺1,000ピクセル」を超える画像を用意すると事足りると言われています。

 
また、プレスリリースやメディアへのお渡し画像に一般の方の顔が映りこんでいる(個人が特定できる)画像は要注意。個人が特定できるような画像を使用する場合は、その方の許諾が必要です。基本的に映り込みがないものを使用するのがベターでしょう。

読み進めたくなる!メディアが注目しちゃうプレスリリースとは

十分の情報収集ができたら、プレスリリースを書きましょう。メディアには、毎日プレスリリースが山のように届きます。基本的にはメールでプレスリリースを受け取っているメディアが多いです。

メディアの方は、まずはタイトルとリードの部分にさっと目を通し、そこで興味をもったもののみタイトル以降読み進めます。そのため、重要なこと、最も伝えたいことを最初の方に、下に行くにつれて詳細などの付随情報となるように、「逆三角形」を意識して構成しましょう。


枚数は、A4用紙で1~3枚程度に収めるのが良いでしょう。商品概要などが多数あるものなど、枚数が多くなってしまう場合は、最初のページに概要をまとめ、詳細をその後に参考資料などとして添付する形式をおすすめします。
プレスリリースは大きく分けて、「タイトル」「リード」「本文」3つの構成に分けられます。ここからは、それぞれのパートのポイントを解説します。

  

・タイトル:一目で分かりやすく、簡潔さを意識!

記事のタイトルになるようアピールポイントを簡潔・明瞭に書きましょう。サブタイトルを入れて、より内容を強調しても良いでしょう。スマホのニュースアプリを見ると、ニュースのタイトルはたいてい2~3行、文字数にして30~45文字ぐらいとなるため、簡潔に書くことを意識してください。

  

○+αの工夫ポイント

「“初”のキャッチフレーズ」
 世界初・日本初・業界初は記事見出しになりやすいです。

「“最”のキャッチフレーズ」
最大・最高も記事見出しになりやすいのでおすすめです。

  

※注意事項
“〇〇初” “最○○”、といったフレーズを使用する場合は、その内容について、事実確認が取れているもの、エビデンス(証拠)となるものを提示することができなければならないので注意が必要です。

誇張表現したプレスリリースを発信してしまうと、メディアの信頼を失ってしまうことに繋がりかねないため、発信する内容については十分精査する必要があります。

 

・リード:5W1Hを明確に!

メディア、一般の方がこの部分だけで判断する場合があります。そのため、伝えたいことを2~3行で要約し、誰が、どこで、何を、いつ・・・5W1Hを明確に整理しましょう。
  
「Who(誰が)」/「Where(どこで)」/「What(何を)」/
「When(いつ)」/「Why(なぜ)」/「How(どうやって)」/
「How much(いくらで)※なければ不要」

また、1枚目に写真など、何らかのビジュアルを入れて、パッと見で分かるようなプレスリリースを意識すると、より読み手の目が惹きやすくなります。

 

・本文:起承転結と読みやすい構成がポイント

起承転結を意識した全体の構成にし、“何がポイントとなるのか”、“どんな特性を持つのか”、“他にはない訴求ポイントはどんなところなのか”について、要点を絞って端的に書く方が、読み手にも伝わりやすくなります。

また、細かい説明が必要な場合や長文になってしまう時には、段落分けを細かくしたり、箇条書きや図表などで明快に示すなどの工夫を行いましょう。

 

【起】 :発表内容の説明
発表内容を説明するパートです。簡潔に書くよう意識してみてください。商品、サービスを使う人が得られる恩恵など、有益な情報も盛り込まれていると良いでしょう。

【承】 :市場背景、ターゲット・市場へのインパクト等
市場背景や社会背景と絡めながら、商品、サービスをなぜ今発表したのか、市場への影響などが記載されると良いです。

【転】 :発表内容の詳細
商品やサービスを実現できた、技術力やノウハウ、開発背景などを入れましょう。自社独自のポイントとなるところは客観視した上で、「独自性」「優位性」に触れながらしっかりと強調すると良いです。

【結】 :将来的な目標・見込み、今後の展望
商品、サービスの販売目標数や、今後どのような活動を行いたいか、などを記載しましょう。またキャンペーンや機能追加の予定などの記載も良いと思います。

  

また、プレスリリース最後には、「お問い合わせ」を入れましょう。いつでも対応できる連絡先(担当者名、メールアドレス、電話番号)を必ず記載してください。メディアは迅速な対応を求めています。掲載可能性を逃さないようにしましょう。

プレスリリースのここに要注意!

・事実を重視

プレスリリースは、所属する団体・企業の公式な情報発表の場となります。プレスリリースはコーポレートサイトと同じくらい、信頼のおける公式な情報源として活用されるため、データを記載する際は、出典元や引用元も忘れず記載しましょう。

また、自社で行った新規の調査データを入れ込む場合もあると思います。その際には「いつの調査か」「サンプル数」「単一回答か、複数回答か」などもわかるようにしておくとベターです。

※データの引用に条件等がある場合もございます。引用元のルール等を必ず確認するようにしましょう。

 

・余分な形容詞は避けよう

広告的な表現や余分な形容詞は避けるようにしましょう。記事の素材として簡潔で的確 な表現が求められるため、形容詞も必要最小限に。「優れた」「すばらしい」等の主観的な表現は避け、具体的なデータなどに基づいた表現を用いることをおすすめします。

 

・専門用語には要注意

プレスリリースでは専門用語の利用はできるだけ避け、誰が読んでも理解できるように一般的な言葉を使った分かりやすい表現を用います。どうしても専門用語が必要な場合は、最後に注釈で用語解説を付ける等の工夫が必要です。 

 

さて、今回はプレスリリースの作成ポイントについて紹介しました。プレスリリースはメディアの方と、継続的にコンタクトをとる上での重要なツールとなりますので、読みやすさ、分かりやすさを意識して作成してみてください!

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