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最終更新日

20210820

広報初心者でも理解できる!メディアアプローチ 【後編】

#広報

広報初心者でも理解できる!メディアアプローチ【前編】では、メディアアプローチを行うまでの一連の流れを簡単にご紹介しました。
【後編】の本記事では、メディアの方との関係値構築のコツを始め、実際にどのようにアプローチを行い掲載獲得していくのかをご紹介していきます。

ポイントは4つ!抑えておきたいメディアキャラバンのコツ

メディアキャラバンは、メディア側の時間を確保し、対面で会う時間を作ってもらうため、価値ある時間・価値ある情報を紹介するということを説明することが大切です。

・事前に伝えたい掲載イメージを考えておく
・台本通りのような営業トークではなく、媒体特性に合わせた説明の仕方をする
・自分だけが話すばかりではなく、メディアの反応を吸い上げ「会話」を意識する
・価値ある情報提供する人が好かれる

・事前に伝えたい掲載イメージを考えておく

メディアアプローチ、メディアキャラバンを行う際には、アプローチ先の媒体に合わせて、最終的なゴールのイメージ(=掲載)を持つことが重要です。

アプローチする媒体ジャンルにもよりますが、例えば・・・
<TVの場合>
新店舗オープンのタイミングで取材にきてもらい、新商品試食してもらったものが放送されたら理想だな。
<新聞の場合>
あの朝刊のこのコーナーで、情報を取り扱ってもらえたら理想だな。
<雑誌の場合>
専属モデルのAさんに紹介されたいな、この雑誌の特集で扱ってほしいな。

このように、媒体ジャンルごとにゴール(=掲載)が、どのように出ていくことが理想かということをまず考えることが大切です。イメージをもつことで、ゴールするためには、どんな情報を伝えることが必要で、またどんな部分を取材できるようにすれば良いのかを逆算して考えることができます。

・興味関心のある記者を見つけ出す

メディアキャラバン獲得のためには、担当企業の情報に親和性の高い記者へのアプローチを行うことが重要です。アプローチ先リストを作成し、重点媒体を選定後、まずは各メディア内においてアプローチしたいコーナー・カテゴリなどを明確化します。

そのうえで、担当企業情報に類似した記事を執筆している記者や、業界担当記者の割り出しを行っていきます。個人名まで特定できない場合でも、「〇〇コーナー担当の方はいらっしゃいますか?」など具体的な呼び出しを行うことで、アプローチしたい記者まで繋いでいただける確率が上がります。

・台本通りのような営業トークではなく、媒体特性に合わせた説明の仕方をする

キャラバンの際には、プレスリリース・ニュースレター・報道資料といったアプローチ資料を用いながら、担当企業について情報提供を行います。
その際、媒体ジャンルや相手の反応に合わせて、臨機応変な情報紹介を行っていくことが重要です。

場合によっては、各メディアごとにカスタムしたキャラバン用資料を用いることもあります。

実品を用意できる化粧品や食べ物、グッズなどであれば、色、大きさ、形、香りなどを見てもらうため、その場にお持ちし試していただくなど、「体験」を伴うご紹介を行うことも大切です。

・自分だけが話すばかりではなく、メディアの反応を吸い上げ「会話」を意識する

こちらが一方的にお話しをするのはNGです。メディアキャラバンにおいて重要なのが「会話」です。

伝えたい情報を一通り話がちなのですが、こまめにの相手の反応を聞いてみると良いでしょう。
そうすることで、温度感を読めるだけでなく、どの部分がハマっていてどの部分が良くなかったのかが分かるようになり、今後のアプローチを実施していく考際に生かせる経験となります。

・価値ある情報提供する人が好かれる

キャラバン時には、時流や各媒体特性を踏まえたうえでのご紹介を心掛けることが非常に重要です。

PR会社の場合には、キャラバンの際「進行中の企画の中で探している情報」「特に気になっている情報」などについても予めヒアリングし、併せて紹介を行うこともあります。
露出獲得を目指したキャラバンを行うことはもちろん大切ですが、PRパーソンとして「メディアにとって有益な情報を与える存在」としてのスタンスをしっかりと意識しておくことが必要です。
メディアの力になるような働きかけを念頭に置いて行動することでメディアとの関係性も深まり、自社商材の露出獲得にも繋がっていきます。

露出後のポイント

露出獲得後にもポイントがあります。
いままでご紹介してきた通り、メディア目線の行動がとても重要になってくることから、1つの露出後からの関係構築がとても効果的です。

・掲載後の御礼メール

アプローチを行い掲載を獲得できたメディアへは、掲載確認後、御礼メールをお送りします。
電話にて行うこともありますが、掲載の御礼以外にプラスアルファでお伝えしておきたい情報などがない場合は、相手の時間を拘束してしまわないよう、メールにてご連絡を入れておくと良いでしょう。

・次の露出へ向けて

掲載獲得メディアには、プレスリリースや新しい切り口のアプローチ資料など引き続きご案内を続け、継続的にコミュニケーションをとっていけるようにしましょう。
その他メディアについても、掲載に至った経緯を鑑みたうえで、同ジャンルのメディアに注力してアプローチを行うなど、掲載後も次の露出をどう獲得していくか考え行動していくことが大切です。

メディアとの付き合い方

・継続的なアプローチ

掲載済の媒体、アプローチ中の媒体問わず、メディアとはコンスタントにコミュニケーションを取っていくことを意識しましょう。プレスリリース等の情報を都度ご案内することはもちろんですが、ニュースレターや報道資料などを用い、時流に沿った切り口にて情報提供を続けていくことで、メディアからもお付き合いを続けていくことのメリットを感じてもらいやすくなります。
また情報提供だけでなく、企画進行状況や媒体スケジュール等の「メディアヒアリング」をしっかりと行い、媒体研究を進めていくことも大切です。各媒体に向けどのような方法でアプローチしていくべきかを明確化することができ、掲載獲得にも繋がります。

・メディアからの相談ごとにはなるべく対応する

一度お会いしたメディアの方から、「こんな情報ないですか?」「取材したい人がいるんだけど、知ってる人いない?」などと、相談をいただくことがあります。
そのような場合は、自社商材でなくとも断らずに少しでも役に立てるように御礼の意味も込め、何かしらの回答をするようにします。

今後も良い、関係を続けていくためには、自分側の「情報を紹介させて!」「掲載してください!」という依頼のみのコミュニケーションではなく、メディア側が困っていることや相談毎がある際は、積極的に協力する姿勢が重要です。

・仲良くなる!

PRパーソンとしての働きの中で何よりも大切なのは、メディアの方との信頼関係を構築していくことです。
「有益な情報を与える存在」としてのスタンスを意識しながらメディアへのアプローチを続けていくことで、「メリットがある存在」として認めてもらいやすくなります。
信頼関係を築くことのできたメディアの方とは、商材に関する相談事項や掲載検討のために必要なことなど、より深いコミュニケーションを取っていくことができ、掲載にも結び付きやすくなります。
掲載獲得を狙ったアプローチはもちろん大切ですが、メディアの手助けとなるためにどのようなアクションが必要かを常に意識し、信頼いただける存在となることを目指していきましょう。

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