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最終更新日

20210825

テレビが取材したくなる記者会見にするPOINT

#広報

新製品発表会や新CM発表会などPR会社として多くの企業から記者会見の相談をいただきます。
クライアント様からの要望としては、たくさんのメディア誘致を希望されることは当たり前。
もちろん「招致の媒体数だけではなく、“質”も重要」となります。

ちなみに、ここでいう“質”とは【露出メディアと露出内容】になります。
多くのが企業は記者会見でテレビに露出することを目標にすることが多いです。
そこで今回は、テレビが取材したくなるようなPOINTをまとめてみました。
今後、記者会見を実施するときの参考にしてみてください。

記者会見の種類

まず、テレビをターゲットと考えた際に大きく分けて2つの方向性での露出が考えられます。
それは、タレントが登壇する記者会見かそうではないかです。
それぞれについて解説していきます。

  

・タレントが登壇する場合

イメージキャラクターの就任時や新CMを発表会する場合などがイメージしやすいのではないのでしょうか?
また、上記のような広告契約に紐付いた登壇だけではなく、その日限り、タレントに登壇いただき、記者会見を実施することもあります。 

  

そのようなタレントが登壇するPRイベントを実施する際に意識しなければいけないPOINTは
・起用タレントの選定
・演出案
の2つになります。

タレントが登壇する記者会見のポイント

・起用タレントの選定

基本的にタレントに登壇いただく場合は、朝帯や夕方帯の情報番組での露出狙っていくことが多いです。
そして、テレビ局側としては、エンタメ班が動くケースがほとんどです。

彼らは、まずタレントの顔ぶれを見て取材に行くか行かないかを判断します。このタレント選びはまさしく最大の肝と言っても過言ではないでしょう。
では、どんなタレントを起用することでテレビが取材に来てくれるのか。
いくつかのカテゴリーに分類することもできるので、紹介していきます。(必ずしも、下記の通りではなく、その時の話題性などももちろん加味されます。)

 

1)あまり公の場には出ない人気タレント(俳優・女優)
イメージキャラクター就任や新CM発表時にはこちらの方々を起用する場合が多いです。
彼らは単発の記者会見での仕事を引き受けていないケースがほとんどのため、広告契約時から発表会のことを見据えたキャスティングを考えていなければいけません。

 

2)旬なタレント
その年にブレイクした芸人さん(2020年で言えばミルクボーイ、ペコパ等)や、急にテレビ出演が増えたタレントさん(2019年で言えばファーストサマーウイカさん等)が挙げられます。
彼らのブレイク真っ只中の時期は一挙手一投足がメディアに注目されているため、彼らが登壇するというだけでテレビを含めて足を運ぶメディアが多くなります。

 

3)○○後初の公の場となるタレント
結婚発表後初の公の場、出産後初の公の場etc・・・
何かその方にとって節目の出来事が起きた後に初めてとなると、普段はその方が登壇する際と比較して1.5倍~3倍程度、出席メディアの数が増えることが多いです。
ただ誰でも良いというわけではなく、一定の世間の知名度が必要となってきます。

 

また、これは全てにおいて共通して言えることなのですが、
テレビは視聴率を獲得するためにネタを探しているため、あくまで視聴者が興味を持つ情報を求めています。なので、往々にして商品イメージに合うからキャスティングを決定したタレントがテレビに求められていないというケースも出てきます。

そのようにイメージキャラクターのみでは、テレビを呼ぶことが難しいと判断した場合は、イメージキャラクターの方に加えてもう1人2)、3)に当てはまる人を起用する必要があります。
その場合は、イメージキャラクターを上手く立てつつ、盛り上げてくれる人を選定するとテレビ露出の可能性が高まります。

 

・演出案

テレビが興味を持つタレントを起用して、露出はしたけれど、その人の恋愛ゴシップなどのプライベートな話題だけの露出のみになってしまった。という声も多々聞いたことがあります。と多額の費用をかけて商品やサービスをPRしようとした記者会見がタレントの宣伝のみになってしまう、なんてことはよくあるケースです。
では、そうならないためにどんな演出で記者会見を実施するべきなのかを下記にて解説していきます。

 

1)商品を使った演出

PRしたい商品が当日に用意できるのであれば、その商品をタレントに使ってもらう演出がまずベターです。
ただ、その商品が使っているだけでは中々画映えしないのであれば、タレントを動かしてそこがOAされるような演出にしていきます。

例えば、低反発が売りのマットレスの場合は実際にワイングラスを置いてタレントにマットレスにダイブしていただき、大きな衝撃でもワインがこぼれない演出をしてみる、などです。

ダイブなんてあまりやらなそうなタレントがやることで、よりその部分がOAされる可能性が高くなります。つまり、重要なことは意外性とサービスの強みの掛け合わせです。これも演出を考える上で大事な要素の1つです。

ベターな演出もそれ自体が面白く視聴者に受け入れられると判断されれば、その部分はOAされるかと思いますが、より可能性や露出の長さを求めるのであれば、これまでのイメージとかけ離れたことをタレントにやってもらうことも検討するとよいでしょう。

ただ、あまりにも無茶な演出の場合は、タレント側からNGが出ますので、ご注意ください。

 

2)商品が使えない際の演出

最近よく見かけるSaaS系のサービスなど、無形商材の発表をする場合は、実際にタレントに使ってもらうことができない場合が多いです。


その場合は、そのサービスを使った際の利点や使うシチュエーションなどを加味した演出を用意するとそのシーンがOAされる可能性が高くなります。

例えば、HRテックのサービスの場合、人事に関するシーンで使われることが多くなるはずです。であれば、登壇したタレントに人事部の現場社員に扮してもらい、今までの通りに仕事をやっていたらこれだけ手間でそれが改善されたらこんなに楽だ。という寸劇をやる。

他には、住宅系のサービスの場合は、そのタレントの理想の間取りを事前に書いてきてもらい、なぜその間取りにしたのか、実際に過ごすならどんな風に過ごすのか等、少しタレントのプライベートがうかがえる演出にすることで、タレントとサービスがうまい具合にOAされることが想定されます。

 

上記にあげた例の他にも、タレントに質問してフリップで答えてもらうなんていうアイデアも、質問次第にはなりますが、演出案としては良いかと思います。

 

このようにタレントの特徴をうまく活用しながら、どうすればOAされるかを意識することで、囲み取材や個別取材以外のシーンが切り取られる可能性が高まります。 

以上のことを意識して、露出内容がバックパネルのブランドロゴだけになってしまったという結果を回避しましょう。

タレントが登壇しない記者会見のポイント

タレントがいない場合に露出を狙っていく番組は、夜比較的遅い時間に放送されている報道番組が多いです。
ただ、大前提としてタレントが登壇しないと格段にテレビ露出を獲得することは難しくなります。

 

そんな中でもテレビに取り上げられるために実施すべきことは、
・時流に合った切り口での発表
・情報のリーク
の2点になります。

 

・時流に合った切り口での発表

今の世の中のトレンドに合い、さらには社会課題を解決するためのサービスや戦略を立て発表することで、世間のニーズに合っていると判断され、テレビ局が会場に足を運ぶことがあります。

2020年で言うと新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が推奨されているため、在宅勤務している人々がよりよく仕事に取り組めるためのサービスを開始する等の切り口で情報を発信し、それが今までにない目新しいものであれば、さらにOAの可能性は高くなります。 

 

・情報のリーク

タレントが登壇していない記者会見を取り上げる番組自体が少ないため、WBS(ワールドビジネスサテライト)など特に露出したい番組を1つ決めて、情報が公開になる前にその番組だけに情報を伝えて露出させるという手法もあります。
これをPR業界ではリークと呼び、決め打ちで露出を狙います。

ここで注意しなければならないのは、リークをしたからと言って必ずしも露出するわけではないということです。
タレントがいるいないに関わらず、視聴者にとって有益で興味のある内容でなければそもそも検討の土台にすら上がりませんので、リークしてもその情報が取り上げるに然るべき情報でないといけません。

ここまでテレビに取り上げられる記者会見のPOINTを挙げてきましたが、どんな記者会見であっても視聴者が見たい、興味がある、自分ゴト化できる発表内容や演出でないとテレビに取り上げられることは難しいです。

逆に言えば、そこを意識すればテレビに取り上げられる可能性がグンと上がります。

 

世の中に皆様の会社・商品・サービスをPRしていくために記者会見がありますので、そこの本質からずらさず実施していけばきっとうまくいくはずです。以上、テレビが取材したくなる記者会見にするPOINTでした!

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