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最終更新日

20200925

【リリースに入れたい】メディア関心ごとカレンダー(10月)

#広報

「商品やサービスのPRネタがない…」とお悩みの広報担当者は多いのではないでしょうか。PRネタを見つけたり、つくったりすることは、大前提としてPRパーソンに求められるスキルです。しかし時には、アイデアが思い浮かばないこともあるでしょう。

そこでおすすめなのが、歳時記を参考に、メディアに露出しやすい施策を考えることです。本記事では、歳時記を活用したPR施策の考案方法を10月の具体的な例と共にご紹介します。

成功するPRの進め方と留意点

・プレスリリースの役割を理解する

PRにおいて一番基本的な仕事は、商品・サービスの認知や企業イメージを高めるために、プレスリリースを発信し、メディア露出を獲得することです。企業のPRにおいて、新奇性・話題性のある情報をプレスリリースを通して発信することは、欠かせない取り組みだと言えます。

PRは広告とは異なり、費用を払えば必ずメディアに掲載されるというものではありません。メディアに取り上げられるためには、情報の質やその内容が、消費者のニーズにマッチしているかが重要となります。

ただし、プレスリリースの配信はメディアに取り上げてもらうために効果的な手段ではありますが、それ自体がゴールではありません。PRを通じて達成したい目標・目的に合わせた施策をロードマップに沿って実行していくことが必要となります。

・目標、目的に合わせたPRプランをたてる

多くの企業は、「より多くのメディアに掲載されたい」といった目標を掲げていることが多いですが、まずは「PR戦略・活動で得たい結果」を明確にし、ターゲットを選定することが大事です。そのうえで、社内にあるネタの掘り起こしをはじめ、自社商品がメディアに取り上げられやすい最適なリリースタイミングやプロモーションイベントなど、年間を見通したPRプランを考えましょう。

PRネタ探しから脱却する3つの方法

限られた情報の中で、PRのネタ探しや切り口に困るPRパーソンも多いはず。本章では、そのような際に役立つ、アイデア考案のポイントをご紹介します。

・「記念日」の活用方法と特長

1つ目は、「記念日」の活用です。日本では、365日必ず記念日が制定されており、その数は年間数千にも及ぶと言われています。日本記念日協会が認定した記念日だけでも1800以上あります(2017年12月末現在)。

大きく分類すると、以下のようになります。

  1. 国、国の機関が定めたもの(祝日、特定の記念日など)
  2. 企業・団体が独自に定めたもの(周年、独自の記念日など)
  3. 民間の団体が認定したもの(日本記念日協会)
  4. 認定を特に受けていないもの

この「記念日」ネタは、朝の情報番組などでも「今日は何の日」といったコーナーを設けていることもあるほど、メディアに取り上げられやすいネタになります。記念日は、PR活動における効果的な切り口として活用することができるのです。

しかし、節分やバレンタインデー、クリスマスなどの定番でよく知られている記念日は、季節が近付けばメディアが特集を組むため、横並びで取り上げられることもありますが、競合相手が多くなってしまうという難点もあります。そのため、逆にあまり知名度のない記念日を狙えば、競合も少ないうえ、インパクトのある仕掛けを行えば、世の中に大きなインパクトを与えることができる可能性があります。

ただし、記念日を切り口にする場合には、情報の鮮度がその日の当日までと限られるため、早めの情報発信を心がける必要があります。

・「季節」の活用方法と特長

2つ目は、季節の話題を活用することです。記念日ほど特定されていない季節ですが、毎年必ず訪れるものであり、その年の流行や新しい取り組みなどが話題化しやすい傾向があります。参考に月ごとの季節の話題の例を挙げたいと思います。

4月  新生活(進学、就職)、初任給、花見

5月  ゴールデンウィーク、鯉のぼり(端午の節句)、五月病

6月  梅雨、衣替え、ボーナス

7月  夏休み、海開き、山開き、花火、キャンプ

8月  お盆、帰省、高校野球、夏休みの宿題

9月  新学期、台風

10月 運動会、衣替え、新米、〇〇の秋

11月 ボジョレーヌーボ解禁、冬支度、七五三、初雪

12月 寄付月間、ボーナス、忘年会、大掃除、今年の漢字、年末

1月 新年会、年賀、初詣、書初め、初売り

2月 受験、花粉症、節分

3月 卒業式

季節は毎年やってくるものですが、新しい話題も生まれるため、雑誌やテレビ、SNSでの情報収集を丁寧に行い、商品などと絡めた施策ができるとメディアへの露出はさらに期待できます。流行語などにおいてはGoogleの検索トレンドや、Twitterのおすすめキーワード検索などを参考に、手軽に情報収集を行うことができます。季節に絡めたキーワードを用いることが、メディア掲載を獲得する一歩となるでしょう。

以上の3点を参考に、メディアへの情報提供やイベント、キャンペーンの企画に活かしてみてください。

10月のPRネタ作りの参考におすすめの記念日

ここでは、10月のPRネタでおすすめの切り口と具体的な施策についてご紹介します。

10月は、食欲の秋や運動の秋、読書の秋、芸術の秋、など話題に事欠かせない時節です。食欲の秋や読書の秋などは有名ですが、その他にもあらゆる記念日が存在します。これらを絡ませた記事づくりはメディアにも取り上げられやすく、読者の興味を引くことができます。

何かの周年記念日、季節要因などは、大きな特集になったり、関連情報が報道されやすくなります。10月の記念日や年間行事とそれらの事例について、もう少し細かくご紹介していきます。

・衣替え(10月1日)

衣替えシーズン到来!などの文言で、衣替えに役立つ「洗濯方法」「畳み方」「防虫方法」などを、自社商品の紹介と絡め紹介できます。

・糖質ゼロの日(10月4日)

2008年に日本酒で初めて糖質ゼロの商品を発売し「糖(とう=10)質(し=4・つ)」と読む語呂合わせから月桂冠株式会社が制定しました。食欲の秋ということから、ダイエットにも関心が高まる傾向があるため、健康や美容関連商材のPRに使えそうです。

・海外旅行の日(10月19日)

「遠(10)くへ行く(19)」の語呂合わせから制定された記念日です。海外旅行などを絡めたテーマや、海外旅行に行きたくても行けないユーザーをターゲットにした「国内にいながら海外気分を楽しめるスポット・食べ物」なども紹介できます。

・文字・活字文化の日(10月27日)

読書の秋で有名な10月ですが、「読書週間」の初日が「文字・活字文化の日」です。言葉は時代とともに変化し、デジタル化が進んだ現代の社会環境の中では、SNSも文字文化の一つにあたります。

また、夏のイメージがある花火大会ですが、10月に開催されるものも多く、季節などを考慮した、おすすめファッションやグッズなども紹介できるでしょう。このように日本には、記念日や年間行事が毎日あるため、メディア、ひいては消費者を引き寄せられるような、秋ならではのネタを考えてみてください。

実際のPR事例について

・PR事例①:ホテルのPR

1つ目は、あるホテルが体育の日に行ったInstagramでのPR事例です。「体育の日に宿泊したゲスト向けにペンサイクル(乗り物)の貸し出しサービスを行う」というものでした。

現代ならではのユニークな「目新しさ」「珍しさ」発想を活かした施策です。また、同ホテルに宿泊し「ペンサイクル」を利用したゲストの写真や動画をSNSに掲載し、紹介したことでフォロワーへの関心も多く集め、メディアへの露出を獲得しました。

・PR事例②:宅配クリーニング

2つ目は、業界初の宅配ネットクリーニングが、従来の利便性や汚れ落ちに加えて「5つのケア」でクリーニングを行い、クリーニング革命を起こすといったプロジェクトです。

「また着たくなる輝き」を実現するため、5つのケアを無料で提供し、お気に入りのお洋服を着るほど好きになるという、これまでのクリーニング概念を覆すという事例でした。10月の衣替えと絡めたことで、メディアと消費者の興味を引くことに成功しました。

まとめ

PRネタ探しに迷ったり、思い悩んだり、アイデアが思い浮かばなかったりするときは、一度、季節性や記念日などに絡めた施策を考えてみると、メディアフックになる切り口が見つかるかもしれません。また、季節は毎年巡ってくるため、過去の例なども参考にしながら、さらに斬新で読者を引き付けるPR施策を考えていきましょう。

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